PowerAutomateのtwitterコネクタの使用例として、特定の単語がツイートされた時にスマホへ通知するような仕組みを作ってみます。
構成
トリガー
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter01.png?resize=661%2C434&ssl=1)
今回、ツイートされたことをトリガーとしますので、twitterコネクタを使用します。
twitterコネクタのトリガーは1種類で新しいツイートが投稿されたことをトリガーとして動作を始めます。
特定の検索クエリに引っかかるツイートがされた時に動く感じです。
情報収集などに利用できます。
アクション
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter02.png?resize=608%2C403&ssl=1)
アクションにはNotificationsを設定し、スマホに通知を送るようにします。
通知を受け取りたいスマホにはPowerAutomateアプリがインストールされている必要があります。
作ってみる
では早速作っていきます。twitterにはデータ接続されている前提で進めていきます。
フロー作成
左メニューの「作成」から「自動化したクラウド フロー」を選択します。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter03.png?resize=968%2C341&ssl=1)
フロー作成画面が開くので「フロー名」を入力し、トリガーを選択して「作成」ボタンを押します。
検索してやるとすぐに見つかります(∩´∀`)∩
トリガーの設定
「フロー作成」の項でトリガーを選んでいるので、ここではトリガーの中身の設定のみ行います。とはいえ、今回の場合は対象の単語を入力するだけです。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/image.png?resize=616%2C108&ssl=1)
アクションの設定
「+新しいステップ」をクリックします。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter05-1.png?resize=1024%2C513&ssl=1)
アクションのコネクタ選択画面が表示されるので、Notificationsを選択します。表示されていない場合は検索してください。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter07.png?resize=724%2C811&ssl=1)
Notificationsが追加されるので、アクションに「Send me a mobile notification」を選択します。書いてある通りモバイル端末に通知を送ります。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter08.png?resize=609%2C344&ssl=1)
通知に含めたい内容なんかを設定します。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter09.png?resize=616%2C211&ssl=1)
保存します。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-04conecter10.png?resize=638%2C129&ssl=1)
動作確認
今回は確認しやすいようにオリンピックという単語を設定しましたので、結構な数フローが実行されました。
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/image-1.png?resize=548%2C611&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tech.la-fra.com/wp-content/uploads/2021/05/image-2.png?resize=546%2C426&ssl=1)
まとめ
今回適当な単語を入れて作成しましたが、実際に作成する場合は収集したい情報に関する単語などを入れるかと思います。
自社製品名を入れて市場の反応を収集したり、Azureの障害情報を収集したりと汎用性はそこそこ高そうです。
簡単に作成できるフローですので、試しに何か作ってみてはいかがでしょうか。
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