先日、Microsoft Loopを有効化する記事を書きましたが、今回はそれがどんなツール(サービス)なのかというお話です。
有効化については以下の記事で説明しています。有効化がまだの方はこちらもご一読いただけると幸いです。
Microsoft Loopとは
Microsoft Loop は、ツールやデバイス全体でチーム、コンテンツ、タスクを統合する革新的な共同創造エクスペリエンスです。
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/microsoft-loop-%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81-9f4d8d4f-dfc6-4518-9ef6-069408c21f0c
Microsoftは共同想像エクスペリエンスという言葉で説明していますね。まぁ要するに会社やチームといった仲間内を対象としたコラボレーションツール、もしくはプラットフォームといった感じに捉えて問題ないかと思います。他のサービスだとNotionとかが似ているかも。
例えばチームで新しい企画を立ち上げる際、Loop上でアイデアを出し合ったり、共同で情報更新したりとかそんな使い方をイメージするのがよろしいかと。
特徴
Microsoftサービスとの連携
LoopはMicrosoftのサービスなので、勿論これ以外のサービスとの連携機能も充実しています。
例えばコンポーネントを用いて、Loop上でまとめた情報をOutlookやTeamsなどにリアルタイムに表示させることなどができます。※Loop上で編集した内容は即時同期されます
この辺はMicrosoft製品でまとめるメリットですね(∩´∀`)∩
情報がすぐに同期される
前項でコンポーネントの例を挙げましたが、更新した情報はすぐに同期されます。アプリ板とブラウザ板を同時に立ち上げ、片方を編集するともう一方にすぐに反映されました。大体1秒かからないくらいで反映され、画面更新等も不要でした。
複数人で同時に編集したりすることを考えると、この早さは使い勝手に直結しそうです。私は一人で使ってるのでメリット享受できませんが。。。
様々な情報をひとまとめに
コラボレーションツールなので様々な情報を一箇所にまとめられたら便利ですよね。その辺も当たり前ですが考慮された作りになっています。
ドキュメントなどへのリンクを貼ったり、タスクやテーブルを挿入したり、投票やかんばんテーブルなどを差し込むこともできます。
Loopを構成する3つの要素
Loop ワークスペース
ワークスペースはひとつの大きな括りのようなもので共有スペースです。プロジェクトや案件といった単位で作成し、チームメンバーがそこに参加して作業を行います。勿論ひとりで使用しても構いません。
このワークスペースの中には後述するページを作成し、その中で様々な作業を行えます。
Loop ページ
ページはワークスペース内に作成されるキャンバスで、このページの中で情報共有をしたり、タスクの進捗や状況を管理したりすることができます。
ページを作成する際は空白のページを作成して全て自分たちで記載していく他、あらかじめ用意されたテンプレートから選択して作成することもできます。
テンプレートはこの記事執筆時で24種ありますが、あまり使い勝手はよろしくなく「会議のノート/メモ」あたりくらいしか使わなさそうです。。ここはイマイチ
Loop コンポーネント
コンポーネントはLoopの目玉とも呼べる機能で、ページの一部を部品化しTeamsやメール、Wordやホワイドボードなどに貼り付けることができます。
そしてそれらの貼り付けたコンポーネントは全てで同期されますので、どこで編集をしても大元となるLoopページ上のデータが更新されます。
コンポーネントが優秀
さて、Loopの便利な機能のひとつにコンポーネントというものがあります。
これはどのようなものかというと、Loopで記載・編集等した内の一部分を部品化し、その部品をTeamsなどの別サービスに貼り付けて表示することができるという機能です。
別サービス上に貼り付けられたコンポーネントは表示されるだけではなく、編集などの操作を行うことができます。また、その編集結果は情報の元となっているLoopページ上にも反映されます。
コンポーネント化して共有⇛みんなで編集などといった作業がやりやすく、大変優秀な機能です。
また作業しやすいだけではなく、冗長化されないというメリットも。編集されるLoopページはひとつですので、複数の場所で差異が生じるようなことがありません。
独りで使う分にも優秀で使いやすい
さみしい話ではありますが、私のように一人ぼっちで使っている場合にも使いやすくて便利なサービスとなっています。
どのような使い方をしているのかというと、EverNoteのようなメモアプリとしての使用です。
文章やメモ書きはもちろんのこと、タスク一覧を作ったり、進捗を管理したり、Webやドキュメントへのリンクを貼り付けたりと様々なことができるので情報をまとめるのに非常に便利です。
また、仕事上でひとりで使う場合には案件やプロジェクト単位でページを作成し、その配下に細かなタスクのサブページを作ることもできます。
私のプライベートの使い方としてはブログサイト名のページを作り、そこで投稿ネタやサイト保守に関わる情報などを管理し、サブページとして記事の下書きを作成しています。投稿が完了したらOLDページのサブページへと移行。こんな感じで使っています。
まとめ
Microsoft Loopはチームメンバーなどと一緒に作業する場所として優秀で、Microsoft製品との親和性が高い。
またひとりでメモアプリとして使うにも便利で様々な情報を一箇所で管理するような使い方もOK!
とまぁこんな感じで仕事でもプライベートでも使いやすくて便利なおすすめサービスです(∩´∀`)∩
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